もくじ
『創ろう！キミだけのプラモ』について
第３回『創ろう！キミだけのプラモ』報告 その１
2008年５月６日 小学生を６０名（午前３０名、午後３０名）集めて行なった模型教室（ボランティア）。
静岡模型協会さんに、素材を提供していただいて、ジャンクパーツでオリジナルメカを創る催しだ。
＊これは、２００８年の記録です。
シズオカホビーウィーク2008のイベントのひとつとして、我が倶楽部『Pura.Pura』が講師になった。
シズオカホビーウィークのメインイベントは、なんと言っても静岡ホビーショーだが、僕らがこの『お祭り』の一環を担っていると思うと、誇りに感じる。・・・まあ、世界一の模型の街、静岡に生まれ育ったものの、使命みたいな気もするのだ。
たった２時間で、ジャンルパーツからオリジナルメカを創る・・・つまりスターウォーズメカ（旧三部作のＸウィングやミレニアムファルコンのような）や、横山宏先生、小林誠先生のようなことを小学生に挑戦してもらうわけなんだけど・・・・これが、毎回、大人も驚く作品が生まれた。
子供達の作品は、５月15日から18日まで、教室の会場にもなった静岡市草深町のアイセル21に展示した。
静岡市から、「シズオカホビーウィークという『街おこし』をやりたい。そこで、なにか模型のイベントを考えてくれないか？模型教室のようなものが良いのだけれど・・」という相談を受けたのが200６年だったか、2007年になっていたか・・・。忘れました（笑）。
でもねえ・・・ただ、キットを配って、作らせても・・・教えるほうがつまんないじゃん？（笑）
それに、「じゃあ、みんなでミニ四駆つくって走らせようか…とか、みんなでガンプラのパチ組みしようか…」なんてやっても、誰でも、どこでも出来るじゃん。
そこで、市の公民館の職員で、話の解るＡ氏（残念ながら、2008年の移動で、違う部署に変わってしまいました。）と相談し、「模型キットを素材に、オリジナルのメカや昆虫、動物等を創ってみよう！」という趣向にしました。
これは、僕が大好きなスターウォーズ（旧３部作）のメカ（スターウォーズのメカって、プラモデルのカタマリだったでしょ）や、横山宏氏（ＮＨＫの冒険メカラッパ号や、戦闘妖精雪風が有名）、小林誠氏（ＺＺガンダム、ジオ、マラサイ・・最近だと、アニメ・サムライ７のメカがカッコよかったネ！）の面白さを、子供達にも伝えられたら・・・というのが、もう一つの狙いでもあるのです。
っていうか、自分が興味があったんだよね（笑）。
で、2007年の講座のために作った『見本』が『翡翠』。
『翡翠』は、ハイパーウエポン2008に掲載されるという栄誉を授かりました。ボランティアした御褒美をもらっちゃったね
（まあ、この辺りの詳しいことは、過去の僕の日記や、翡翠の頁を御覧ください）。
講座の様子
・今回の講師は、この４人。
たった４人で６０人の子供（午前３０人、午後３０人）をみるのは、大変かな？と始める前はドキドキしていましたが・・・・。
当日は、ローカルのテレビ局の取材が５局・・・ＮＨＫ、ＳＢＳ静岡放送、ＳＤＴ静岡第一テレビ、静岡朝日テレビ、テレビ静岡・・・・その他新聞社も・・で、大変でした。
スゲエ！静岡全局制覇です！！！
この日、静岡では、夕方のローカルニュースは、どこを見ていてもこのニュースが流れたわけです。
・2008年「第３回 創ろう！キミだけのプラモ」の様子
３回目（２回目はテレビの特番用のミニ教室でしたが）なので、要領がわかってきたみたいで、思ってたよりスムーズに進行出来ました。なにより、全部の子が、ちゃんと完成出来たしね。
なかには、一人で複数作っちゃう子もいました。
女の子も、上手に作っていましたよ。
模型組合さんから提供された模型のジャンクパーツを、あれこれ選んで、自分だけのオリジナルメカを創ります。
まず、パーツを選び、自分の机に持って帰って、そこで創る・・という形式にしました。で、また欲しいパーツを取りにいく・・というカンジです。
あっ、ひとりで、いっぱいもっていかないで！
ケンカしないようにね！
始めて接着剤を使う子も多かったね。
怪我が恐いので、ニッパーと紙ヤスリだけを使うことにしました。
意外とみんな、上手に使ってるね。
見て下さい、この真剣な表情を！
やっぱり、こういう時間は大切だよね。
・みんなの作品をご紹介！
さて、次のページで子供達の作品を見ていただきます。
小学一年生から六年生まで６０人の子供たちが、たった２時間で作った作品です。色も塗っていません。
でも、模型を作る楽しさが爆発しているものばかりです。
全部で７０作品くらいあるので、今回は抜粋してお送りします。
