創作ミキシングビルド

僕だけのオリジナルメカ紹介:その1

僕だけのオリジナルメカ紹介:その1

2007年の4月頃から始めた、ジャンクパーツやガラクタを使って、自分だけのオリジナルメカを作る試み。
言ってみれば、スターウォーズ旧三部作ゴッコです(笑)。
*これは、2010年以前の記録です。

・『翡翠』

これが、一番最初に創ったものです。

翡翠2007年、シズオカホビーウィークのなかのイベント、小学生向けの模型教室『創ろう!キミだけのプラモ』のための作例見本として作りました。

タミヤのオートバイキットをさかさまにしてボディにしました。

モデルアート社の「ハイパーウエポン2008」に掲載していただきました。

翡翠

こちらは、最初の塗装。
このあと、再塗装したのですが…こっちのままのほうが、良かったな(泣)。
また塗り直そう…。

『シャクレ』

ドロイド(ロボット)です。

シャクレ 翡翠が出来たあと、まだ講座の日まで時間があったので、もっとお気楽に、小学生にも真似して作れる物を…と作ったものです。(翡翠は、ちょっと真似するのが難しいからネ)
ギャグキャラクターを狙いました。

バイクのフレームや、フォルクスワーゲンのボンネット等を使っています。

・『鏑矢』

某先生から「今度は、民間の宇宙レーサーなんて、どう?」とアドバイスをいただき、その気になって作りました。

 スケールは1/48。手前の女性兵士は「紙でコロコロ」さんのガレージキット。

本体はハセガワのミッチェルを上下前後ひっくりかえして。

反重力エンジンは、中華料理のレンゲです。

2008年、3月に完成。

・『シュピーゲルD・・もしくは、ムーンライトキッス』(レトロ宇宙船)

メインボディは、ハセガワのドラケン。エンジンノズルは100円ショップで見つけた水道用のシャワー。コクピットのカプセルは、グリコのオマケの大阪万博の電話ボックスを改造しました。『シュピーゲルD・・もしくは、ムーンライトキッス』(レトロ宇宙船)

2008年、6月に完成。

・『アラカツマ』

オリジナルのロボットを創りたくなったのです。

ARAKATUMA あえて人形(ヒトガタ)を外した格好良さを狙ったんだけど・・・。

『アラカツマ』という名前は、大映の特撮時代劇「大魔神」の本名です。

(製作開始、2008年7月3日)

・『SS99』(シルバースター99)

漫画と模型で表現していこうと思っている、懐かしいかんじのスペースオペラ『キャプテンミルキィ』の、主な舞台、宇宙ステーションのSS99は、当初イラストで表現しようと思っていたのですが、やはり主役級のものがイラストのみでは、寂しいので、立体を造ろうと思いました。

『SS99』(シルバースター99) SS99は、簡単に言えば「宇宙の駐在所」。

電化製品の量販店で、デジタルビデオカメラのモックアップ(店頭用の展示見本)を200円で購入。

今回は、これを使います。後ろにつけたのは、100円ショップで見つけた、洗濯用のゴミ取りネットのウキ部分(笑)。

大きな円柱は、鉄道模型用の石油コンビナートのタンク。これも「なにかに使えそう」だと思って、モデラーズフリマで購入したもの。今回は、「プラモデル率」が低いなあ。

・『澪(みお)』

タミヤの工作キット『メカフグ』を改造。

尾ひれを振って、可愛く泳ぎます。

『澪(みお)』

・『宇宙戦車 ビートル3世』

静岡モデラーズフリマで、200円で手に入れた、タミヤの「ワイルド ミニ4駆」のシャーシに、ヘリコプターを逆さまに載っけて・・・ディテールアップ!

60年代に流行った、メーカーオリジナルSFメカ プラモデルの魂を現代に蘇らせる企画です。

学研から発売された「キャラクター・エイジ03」に掲載されました。

『宇宙戦車 ビートル3世』

・『海底軍艦 スルガ級 みずほ』

明治33年(1900年)発行の小説、海島冒険奇譚『海底軍艦』に登場したメカ、海底軍艦[電光艇]をイメージして創りました。(原作者 押川春浪)

艦首三突衝角は毎秒300回転で廻旋、観外塔を有し、新式並列旋回水雷発
射機(旋回輪を一転すると、一分間に78個の魚型水雷発射)

・・・・今から100年
以上前、明治時代に「未来」を想像した夢の軍艦です。

『海底軍艦 スルガ級 みずほ』

僕の生まれた年(1963年)には、東宝で同名の映画が作られましたが、内容は別物です。小松崎茂氏のデザイン『轟天号』もまた、押川原作に影響を受けて創られているのでしょう。

イメージの創造者の偉大なる先輩達に敬意を表し、これは僕なりの海底軍艦『スルガ級 みずほ』 とさせていただきます。