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遠州こしひかり(お米の袋)
遠州こしひかり(お米の袋)
のむら産業
漫画家になる前、4年ほど印刷屋をやっていました(実家が印刷会社なのです)。
その関係で、漫画家デビューしたあとも、パッケージや、チラシのデザイン等は、数多くやらせていただきました。
特に、お米を入れる袋は、最近はやっていませんが、少し前までは、いくつもデザインしたものです。
お米の袋というのは、たいていポリのビニールか、アルミ等で出来ていますから、あまり細かいデザインは出来ません。印刷の都合で、多少色がズレてもかまわないデザインが要求されます。
残念ながら、「版下」と呼ばれる「原稿」は、発注元のパッケージ屋さんに、納めてしまいますので、手元にはあまり残っていません。時々、袋の完成品を見本にいただいた程度です。だから、時々スーパーマーケット等で、自分がデザインした袋と「再会」すると、なんだか嬉しくて(笑)。
これは、たまたま残っていた「遠州こしひかり」の版下です。
なぜこれが残っていたかというと、「没」になったから(笑)。というか、実際の商品は、同じデザインで、「墨絵風」になったのです。
僕はこの元のデザインのほうが、可愛くて気に入っていたのですが・・・。
遠州ということで、「森の石松」がゴハンを持っています(笑)。今だったら、パソコンで描いちゃうんでしょうが、この当時は全部手書き、手塗りです。
筆文字もね(笑)。
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